次回予告その1

新譜の論考では、DIY(Do It Yourself)精神と
同人音楽の関係を書いてみたいと思っています。
ここでいうDIYは日曜大工のことだけではなくて、
パンクの人たちの精神性を指してます。
東芸大に毛利嘉孝という文化社会学者がいるんですけど
このDIYについてのコラムを連載していたんですよ。

初回の記事にてこうあります。

「英語でDiYカルチャーというときに、最初に思い出されるのは、パンクロックです。」

どどーん。すごいこと言いますね。

同じ文章の中で、こんなことも書いてあります。
「彼らの音楽は当時メジャーなレコード会社には「商品」とはみなされなかったので、 じぶんたち自身でレコード会社をつくって、録音からプレス、流通までなんとかやろうとしたことです。」

…こう見てみると、初期のパンクロッカーたちは同人音楽作家といっても
過言ではないんですよね。同人 is a パンクロッカー
ただ、これだけではこじつけになってしまうので、
パンクがDIYに至るようになった経緯や同人音楽の考え方、
同人音楽が蔓延るインターネット社会の発想などを
絡めてまとめてみようと思ってます。

なんでインターネット社会が出てくるかという話なんですけど
それは次回に書いてみたいと思います、ではでは。


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