amorphous「day dream」
ちなみに、amorphousはメンバーズカードを発行したり酒枡を作ったりと取り組みとしても面白いことをされているので、そのあたりも注目してたりします(※私も会員です)。
糸奇はな「SLEEP HOUSE」

でも、最初に驚いたのはサウンド面ですが、糸奇はなは実際にはコンセプトが分厚いことが特徴な作家です。phantmariaという仮想RPGを書き溜め(描き溜め)していて、舞台設定やキャラクターだとかストーリーが提示されているなかでそれを前提とした楽曲制作を進めています。というよりも、あくまで楽曲はその仮想RPG世界の一部と考えた方がよいでしょう。そのほかにも毎月発行のWeb ZINEやツイキャスやらと付随するテキストが相当に膨大で、彼女の中では制作することと生きることが直結しているのだろうなと思わされます。それこそ毎日の眠りと同じように。なお、このアルバムのキーコンセプトは「眠りは死の姉妹≪はらから≫」。この言葉をうまく音にしているような、心地よく暗いダウナーの作品になっています。
アルバム楽曲の細かいレビューはしません、というのも本人のセルフライナーノーツが公開されていて、しかもその量がやっぱり半端じゃないのでそちらを読めば色々分かると思います。http://lnrxrnl.wixsite.com/it0ki/monthly110-22
なんだかレビューというより紹介になってしまってはいますが、大量の詩について安易にレビューするってのは難しい。修行不足。
https://twitter.com/1t0lc1
https://110ki.com/
Mamyukka「黒猫ハロウィンホテル」

というわけで今作はオバケだらけのホテルで繰り広げられるドンチャカを描いたミニアルバムになっていて、「開廷☆みらくるハロウィン裁判」だとかスプラッターなタイプの赤ずきんちゃんだとかそういうメルヘンなホラーが大好きな人にはたまらない仕様です。いいよダークメルヘン。あくまでメルヘンなのでブルータルな音楽は一切入っていませんがそういうのを期待してる人は(僕以外)いないと思うので大丈夫でしょう。ちなみに今回のCDにはホテルの利用案内が挟まっておりましたがホラーハウスなので泊まりたくなる人とならない人がいると思います。音楽は可愛げのあるドタバタ演劇な感じではあるんですがコンセプトや歌詞をよく読んでみるとまぁまぁ禍々しいし。
それにしてもこれサークルのメンバー3人しかいないってのは僕には良く分かりません。ゲストボーカリストいないんですかコレほんとに。良く分かりません。音楽の世界は広すぎます良く分かりません。
http://mamyukka.tank.jp/hotel/
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