フーリンキャットマーク「ルチア」

そして個人的に気になったのが、音楽的なバックグラウンドはオルタナティブロックにもある模様。特に一曲目に僕はびっくりしたのですが、「ハイカラ素粒子が宙を舞う」という曲のタイトルといいイントロといい結構なNUMBER GIRL臭がするんですよね。というか最初の10秒がすごいそれっぽい(笑)。オルタナティブの文脈でcymbalsを聴いてユーロポップに転向する人は身近にもいましたね…。
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syvyys.「newborn spring」「fade away」

さて2枚シングルを聴いて、一番面白かった曲は「初夏」でした。この曲はアレンジまでLidea一人で担当していて、基本的には可愛らしい声で歌っているし、曲調もふわっとしているんですが、いい感じに音が汚いんですよね。そういうのを作ろうとするときには制作を全部ひとりでやれちゃうことが大事だと思いますし、その辺は同人音楽のだいご味かなと思ってます。あとはまさかのニンジャスレイヤーネタの曲「さくら」が混じってるあたりも同人音楽って感じです。すごいやさしいピアノの曲なんですが、ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンのEDに出てくるようなバンドの対岸みたいな音楽に至ってるのも面白い。
両方通して聴いた感想としてはまだ模索されてる部分も多いのかなとは思いました。周りの人がどう思うかは分かりませんが僕はこういう「ドラムまで歪ませときました」系の曲が好きなので引き続きやっていただけると僕が喜びます。
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うぐむぐ「さかさま☆トイボックス」

そう、電波なのにメロウで沁みるんです。僕は電波ソングというものが結構好きで、日本固有の音楽ジャンルとして秀でていると思ってるんですが、うぐむぐはその中でも新ジャンルじみてて気に入ってます。今作の2曲目「れいぞうこ せおって」という曲、冷蔵庫を背負ったまま旅に出かけるという一見珍妙な話なのですが、その可愛げの裏腹にとっても哀愁増し増しギターフレーズがたまりませんね。遺された男子の生活感ある哀しさが表現されてるんです。電波だけど。
僕が思うにうぐむぐサウンドの良さ、このメロウさにうまいこと「おもちゃ箱をひっくり返した」感が乗っかってることだと思います。具体的に言うと効果音の散らかり方が絶妙。これは「れいぞうこ せおって」に限らず全般的に特長です。くどくないんですけど凄くたのしい。散らかりと散らかしは全く違うなーってことをつくづく思うんです。おもちゃを画材にする現代アート作家に藤浩志という方がいるんですが、あぁいう高度に洗練しすぎたおもちゃの散らかし方を思い浮かべます。もしくはEテレの5分番組のような。いや、電波なんですけど。
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